4時半集合!とうもろこし「ガチ」収穫会
~野菜くらぶ(群馬県)~
7月19日、群馬県の野菜くらぶの畑で「とうもろこし”早朝”収穫会」を開催しました。
集合はなんと朝4時30分!対象は中学生以上で、実際にらでぃっしゅぼーやの会員さまにお届けするとうもろこしを収穫する、通称「ガチ収穫会」と呼ばれるイベントです。
開催から3年目、毎年参加者が増え今年は20名に!

まだ朝露が残る早朝の畑
会場は昨年もお世話になった竹之内さんの畑。収穫方法や出荷規格について説明を受けた後、いよいよ収穫スタート。

とうもろこし生産者の竹之内さん

収穫方法や出荷規格について説明を受けます
早朝の高原産地は涼しくて作業しやすいのかな〜と思うところですが、全くそんなことはありません!温暖化の影響もあり、日が昇ってしまえば灼熱の日差しを浴びながらの収穫です。

太陽がどんどんのぼり、気温も上昇しますが
もいではかき分け踏み倒し、黙々と作業を進めていきます!
溶けてしまいそうなほどの暑さのなか、一丸となって作業し続けた結果、昨年の倍の4000本を収穫・出荷!黙々と作業を進めながら、農業の楽しさや難しさを身を持って体験できました。

昨年の倍!4000本を無事に出荷できました
生産者の想いが詰まった一番果
とうもろこしは1本の苗から2〜3本収穫できますが、野菜くらぶでは一番上部に実る一番果しか出荷していません。養分が集中し、同じ苗のどの実よりも甘くおいしいからです。
「会員さまに最高の体験を届けたい」という産地の想いが詰まっています。

二番果は、先端に実が付かない「不稔(ふねん)」になりやすく品質が不安定。でも味はとてもおいしく、疲れた時の水分補給にぴったり!

疲れたら採れたての生とうもろこしで水分と糖分も補給!
収穫会では二番果が採り放題・食べ放題!参加者は段ボールいっぱいに収穫し、ご自宅でも楽しんでいただけたのではと思います。

みんなでガブリ!

ポケットに入れておけば、いつでもすぐ水分補給できますね😃
とうもろこし農家を悩ます「不稔」
収穫後は、会員さま、生産者、スタッフ全員でとうもろこしの出荷規格について話し合いました。
昨今の異常気象の影響で不稔が増えています。現状は不稔部分の長さで、正規品と規格外品に分けてお届けしていますが、不稔部分の長いものが増えており、産地では深刻な問題に…。

先端不稔の程度が大きいものは、めぐる野菜箱では「ふぞろいとうもろこし」として本数を増やしてお届けしています
会員さまが自分で見て選べない「宅配」において満足度を保ちつつ、より多く出荷するにはどうしたらよいか?参加者全員「ガチ」で考えました。

とうもろこしの”不稔問題”について説明してくれた?野菜くらぶ代表の澤浦さん

「どこまでの不稔なら許せますか?」に、うーんと迷いながら考えます

許容できる不稔の長さの番号に、シールを貼ってもらいました
みなさんはどこまでの不稔を許容できますか?今後もとうもろこしをお届けし続けるために、しっかり考えていかなければならないと改めて感じました。
年間を通して各地で行われる収穫会。次回は11月3日、群馬県のくらぶち草の会で開催します。収穫以外にも竹の食器作り体験やカレーもご用意する予定です。
あらためてご案内いたしますので、ぜひご参加ください!
ご意見、ご感想、生産者への
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