玉ねぎのお届け制限について(来春まで)
~めぐる野菜箱をご利用のお客様へ~
一部報道で「大凶作」という表現もありますが、当社の北海道産の玉ねぎも深刻な不作で、例年の半分程度しかお届けできない見込みです。
大変心苦しいご案内ですが、この現状を受け、安定的に少しでも多くのお客様へお届けするため、来春までの間、玉ねぎのお届け量と回数を一時的に制限させていただきます。何卒ご理解をお願い申し上げます。
~めぐる野菜箱の玉ねぎお届け量(来春まで)~
・お届け回数が少なくなります
・1回にお届けする量が少なくなります
※納品状況・品質の状態・1玉のサイズ等を鑑み、その時々で判断させていただきます。
今年の不作は複数の気象要因が重なったことが原因です。
ー猛暑と干ばつの影響(7月~8月上旬)
北海道では6月末から記録的な異常高温が続き、十勝や北見などのエリアでは7月に最高気温が40℃に迫るなど厳しい天候となりました。玉ねぎが大きく育つ大事な「肥大期」に雨がほとんど降らず、収穫量の減少と小玉化が避けられない状況となりました。
カラカラの土。干ばつで玉ねぎが倒れてしまっている畑
ー集中豪雨による水没(8月中旬以降)
その後8月中旬から数回発生した集中豪雨が追い打ちをかけました。特に空知・富良野管内では、収穫直前に一部の畑が水没する被害が発生。水没した玉ねぎはほとんどが傷み腐ってしまい、収穫量が半減以下になった生産者もいます。
水没した畑。大量の玉ねぎが被害に
ー貯蔵中の「乾腐病」の多発
北海道最大の生産地である北見・オホーツク側では、干ばつと乾燥の影響で「乾腐病(かんぷびょう」が多発しています。ただでさえ小玉傾向なうえ、貯蔵中に腐ってしまうものが多く、選別するたびに1~2割を廃棄せざるを得ないのが現状です。
これは乾腐病ではありませんが、土中の在来菌による皮の黒ススも多めの傾向です。中身には影響ありませんので安心ください
「めぐる野菜箱」では、このような貴重な国産玉ねぎを、少しでも長く、多くのお客様にお届けするため、上記のとおりお届け頻度と量を調整させていただきます。お客様にはご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。
お客様へのお願い
今年の玉ねぎは小ぶりで、また日持ちもよくない可能性があります。
涼しい場所や野菜室で保存し、なるべくお早めにお使いください。
サイズが小さく日持ちしない傾向です
また、玉ねぎに代わりじゃがいも・人参のお届けが多くなる見込みです。
玉ねぎ・じゃがいも・人参をコントロールされたい場合は、めぐる野菜箱「じゃがいも・玉ねぎ・人参抜き」コースも活用いただけますと幸いです。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
コース変更はマイページで可能です
年明け、生産者の支援商品を販売します!
北海道生産者を応援する寄付金付き玉ねぎを販売予定です。ぜひ応援いただけたら嬉しいです!長年農薬を使わず玉ねぎを栽培してきたオニオンファームカワマタさんをはじめ、いつもおいしい玉ねぎを栽培してくれる生産者たちがいます。毎年厳しい状況が続く北海道ですが、今後も玉ねぎ栽培が継続できるよう、猛暑・干ばつ対策等も一緒に考え取り組んでいきたいと思います。
オニオンファームカワマタの川眞田さん
今年は貴重な北海道産玉ねぎとなりますが、味は濃厚でおいしいです。火を通すと甘く最高です!いつもよりちょっと丁寧に味わって食べていただき産地に思いを寄せていただけれ幸いです。
ご意見、ご感想、生産者への
メッセージなどお待ちしています!
▼下記フォームからどうぞ!▼

