らでぃっしゅぼーや

今週の畑だより

らでぃっしゅぼーや農産担当による
畑の"今"を届ける産地密着コラム

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待ち遠しい、貴重な春の味
葉つきにんじん成長中!
有機栽培あゆみの会 伊藤さんご夫婦(千葉県)

暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続きます。あたたかい春に向けて成長中の、葉付き人参(春人参)の様子を産地からお届けします。

訪ねたのは有機栽培あゆみの会の伊藤さん夫婦。農家として4代目の伊藤さんは、農家歴は40年、人参栽培歴は20年以上になります。

「とにかくおいしいものを作り、喜んでもらいたい」という想いで日々奮闘されている伊藤さんは、らでぃっしゅぼーやでも数少ない、葉付き人参の生産者の一人です。

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「葉付き人参」は4月3週から販売予定。めぐる野菜箱で届く可能性も!

人参は家庭での需要が高いため、年間を通じて安定的に供給する必要があります。冷涼な気候が適している人参は、季節にあわせて九州から北海道まで全国の産地をリレーして収獲され、収獲できない時季には貯蔵保管されたものが出荷されます。

葉は収穫中や貯蔵中に枯れてしまったり、輸送中に葉の鮮度を保持するのが難しかったりするので、 基本的には「葉なし」でお届けするのが普通。

そんななか、春は収穫してすぐにやわらかな葉付きでお届けするのに適した貴重な季節なのです。

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通常は、キャロベスターと呼ばれる人参収穫機で葉をカットしながら収穫していきますが、葉付き人参は1本1本丁寧に手で掘り上げていく必要があり、手間がかかります。

ビールの栓を抜くようにポン!と手に伝わる抜けた感じが心地よく、楽しみながら収穫作業をされているという伊藤さん。

1本抜かせてもらいました

収穫後は、葉っぱを傷めないように気を付けながら、手作業で袋詰めします。

手作業で袋詰めする妻の洋子さん

収穫時も収穫の後も手がかかるため、葉付き人参を出荷してくれる生産者が少ないはずです。現に、らでぃっしゅぼーやのなかでも関東の一大人参産地であるあゆみの会でも、葉付き人参を扱っているのは伊藤さんだけです。

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おいしい人参を育てるためには、冬の寒さにしっかりとあてて強い体を作ります。そうすると葉の背丈は伸びずに枚数が多くなり、葉が多くなることで太陽の光をたくさん浴びることができ、おいしい春人参に仕上がります。

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春人参のなかでも、葉付き人参の出荷は4月末から5月上旬にかけての短い期間だけです。2月~3月の寒さにあたっている事もあり、より甘みを感じられるといいます。

今から成長が楽しみですが、2月の人参の成長状況はというと、芽がようやく出だしたものから、まだまだ人差し指くらいのかわいらしいサイズです。

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人指し指サイズのかわいい人参

まさに赤ちゃん人参!
「これ食べてみな~」と出していただいた天ぷらの味が忘れられません。甘みがあって果肉はとてもやわらかく、みずみずしい!

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ごちそうになった赤ちゃん人参の天ぷら

5月の春人参、4月の葉付き人参、そのちょっと手前の3月には、“若採り人参”を葉付きでお客様にお届けしたいね!と、伊藤さんと商品化に向けて模索しています。

ご夫婦の二人三脚があって成り立っている春の葉付き人参。今年も順調に成長していて、春の収穫が待ち遠しいです。

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