らでぃっしゅぼーやの取り組み

「サステナブルな魚食文化」で
海のフードロス削減を目指す

限りある水産資源の活用を目指し、海のフードロス削減と水産業者支援のための3本柱の取り組みを開始しました。

海洋環境の変化などにより水産資源・水産業をとりまく状況が厳しくなるなか、これまでもMSC認証商品の取り扱い(2017年~)や、会員情報誌『おはなしSalad』の水産資源の サステナビリティ特集による啓蒙活動など、らでぃっしゅぼーやでは展開してまいりました。『ふぞろいRadish』では、限りある水産資源のさらなる有効活用を目指すために、海のフードロス削減と水産業者支援の観点で取り組みを強化し、「サステナブルな魚食文化」を提案します。

海のフードロス削減と水産業者支援に向けて、目指すべき未来の「サステナブルな魚食文化」を創出していくためには、漁獲・流通・食卓それぞれのレイヤーで理想的なあり方を模索することが重要です。『ふぞろいRadish』では、中でも特に「流通」と「食卓」の課題を解決するために、以下3つを取り組みの柱として強化します。

無選別・規格外品

1.無選別・規格外品

サイズや形、色など見た目による選別をしない商品や、通常は価値が低い「規格外」と呼ばれる商品を積極的に販売。ふぞろいで形がいびつでも、骨取りや粉付けなど下処理をして便利においしく食べられる加工を施す提案や、人気メニューが作れるセット品として商品化するなど、魅力を高める工夫をします。

豊漁・未利用魚

2.豊漁・未利用魚

一般的に馴染みがなく知名度が低い・下処理や調理がわかりにくい・豊漁で供給過多などの理由で価値が認められていない魚種を、サブスクリプションの仕組みを活用して流通させる企画。未利用魚を「海の多様性を楽しむ」きっかけとして食育的な観点でも活用することができる商品開発にも挑戦します。

もったいない食材

3.もったいない食材

一部身が欠けた干物、カット加工で出る尾に近い部分、アジフライなどの加工品の製造時に出てしまう中骨のまわりの身など、食べられるのに廃棄されてしまう「もったいない食材」を、アップサイクル加工や使い勝手のよい量目設定・パッケージングの工夫などで、無駄なく食材として利用できるようにします。

第3回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード

サステナブルな魚食文化創出のための取組みが評価され、2021年「第3回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード」の「リーダーシップ部門ファイナリスト」に選出されました。

「サステナブルな魚食文化」概念図
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