梅の収穫最盛期は6月。そのため、一般的に梅=梅雨というイメージがありますが、「梅干し」として世の中に初物(はつもの)が流通するのは、秋からが本格シーズン。らでぃっしゅぼーやで扱う梅干しは、国産の梅を使い、着色料やうま味調味料など無添加で仕込んだ“昔ながらの酸っぱい梅干し”として毎年ご好評いただいています。今年はその梅干し作りに際して発生しているフードロスに着目し、初物シーズンだからこそ味わっていただきたい、梅の新たな楽しみ方をご紹介します。今シーズンの販売で922㎏※のフードロス削減を目指します。 ※梅干し作りの副産物と、規格外の梅干しの合計レスキュー量として
梅干し作りの経験者にはお馴染みですが、梅干しを作る工程で、風味をつけるための「もみ紫蘇」や、塩に漬かるにつれて出てくる「梅酢」など、梅干しそのもの以外の副産物が生まれます。「もみ紫蘇」は、梅の風味が含まれ香り高く他の食材との組み合わせ次第でおいしさを引き立てる名わき役として、「梅酢」は、爽やかな酸味と美しい色合いとで、お料理をランクアップさせる調味料として、本来どちらもおいしく食べることができる食品です。
本来食べられるはずの「もみ紫蘇」や「梅酢」は、これまでもメーカーの努力で様々な製品に活用したり、副産物そのものを商品として販売したりしてきましたが、認知の低さや使い勝手の課題などですべてを販売することはできず、結果、余ってしまった分は廃棄されてきました。今回は、らでぃっしゅぼーやがこれらの廃棄されていた「もったいない副産物」を様々な角度でお楽しみいただける商品として徹底的に活用します。
「ふぞろいRadish」では、梅干しシリーズの他にもさまざまな副産物の活用商品の開発に取り組んでいます。ごま油の製造で生まれる副産物「ごまの搾りかす」や、柑橘ジュースの製造で生まれる副産物「搾汁後の皮」、カット野菜の製造で生まれる副産物「カット野菜の“じゃないほう”」など。
「ふぞろいRadish」では、この先もさまざまな「もったいない副産物」に着目し、その魅力を広める商品の開発に力を入れて、工場のフードロス削減を目指します。今までわき役だっただけに馴染みのなかった素材との新たな出会いに、ご期待を!