結果発表!

2021年9月に実施した、らでぃっしゅぼーや会員様限定企画「教えて!わが家のフードロス対策」アイデアコンテストについて、多数のご応募を頂き誠にありがとうございました。厳正なる審査を経て、大賞・特別賞に輝いたアイデアを発表いたします。

大賞

「野菜くずのスープとキャベツの外葉カレー」 
レイコさん

 『ぱれっと』で届く「おやさいだより」でも紹介された、野菜くずのスープをやっています。
毎日の調理で出た野菜くずを冷凍して一定量にたまったら、水と一緒に鍋で煮る、沸騰10分冷ましてまた沸騰10分、ただそれだけ。
時間をかけて作る本当のコンソメスープ(自分ではやりませんがレストランで食したことはあります)のような味わいとコクが出るのに気付きビックリしました。お味噌汁にしたり、白だしで味付けたり、塩分を足して豆腐を入れて湯豆腐スープとかもいいですよ。
キノコのいしづきとか、パプリカピーマンの種とかあるときにはワクワクです。キャベツの芯も茄子のへたも(多分)美味しくなる。 栄養満点だし、生ごみの量も減らすことができました。

もう一つが、キャベツの外葉のカレー。2~3枚棄ててしまうキャベツの緑の濃い部分。栄養価も高そうですよね。有機や無農薬減農薬のキャベツ、外葉だって棄てるのはもったいない。どうしたら美味しく食べられるかと、考案したのが、外葉カレー。千切りからさらに長さを2cm前後に細かく切って使います。簡単に本格インドカレー風の味ができる、スリランカの「カレーの壺(ミディアム)」ペーストを使います。カレー味が外葉の苦さを隠してくれます。どうしても気になる場合は、切ってからザルにいれて、熱湯をかけると苦味が和らぎます。キャベツ以外は、好きな具をつかって。私はニンジンと玉ねぎが定番で、ひき肉や豆も入れるとそれなりに豪華になる。いつも「私って、野菜を無駄なく使って美味しい一品が作れて、すごーい」と嬉しい気持ちいっぱいでいただいています。

野菜くずのスープ
キャベツの外葉のカレー

特別賞

「芯も皮も種も、フル活用」
 アライバリーさん

らでぃっしゅさんの野菜は有機無農薬、低農薬なので、基本、根菜類(じゃがいも、人参、大根、ごぼう、さつまいも など)はきれいに洗い、皮ごと食べる。キャベツ、白菜の芯の固いところは細かく切りスープにして食べる。ピーマンの種は取らず、まるごと煮たり、種も一緒に炒める。とろっとしておいしい。 柑橘類の皮は捨てずにジャムにしたり、干してお風呂に入れるとさわやかな香りが楽しめ、体も温まる。早く傷みそうなキノコ類を使いきれそうもないときは干して保存する。果物の固い種(もも、梅、プルーンなど)は捨てずにとっておき、鉢植えの植物のマルチングにすると水分の蒸発が防げ、雑草も生えず見た目も良い。

鉢植えの植物のマルチング

審査員からのコメント

たくさんのご応募を、ありがとうございました!
ご応募いただいたお写真、アイデア、エピソード、どれも素晴らしく、審査員一同、1件1件感動しながら拝見させていただきました。「大切に育てられた食べ物を無駄にしたくない」という熱い想いと、日々の暮らしから生まれる工夫は、どれも甲乙つけがたい素晴らしい発想や心温まるエピソードばかりで、正直なところ、審査は非常に難しかったです!
そんななか、フードロスを削減の取り組みを無理せず楽しく「わたしってすごーい♪」とポジティブな気持ちで取り組んでらっしゃるレイコさんのエピソードを、大賞に選ばせていただきました。 特別賞のアライバリーさんも、お料理だけでなく、果物の皮をお風呂に入れて香りを楽しんだり、種は植木のマルチングに使ったりと、暮らしの中での応用範囲が広く、「こんな生かし方もあるんだ!」と勉強させていただきました。
惜しくも入選とならなかった作品についても、今後フードロスをテーマにした企画・媒体で、随時ご紹介させていただきたいと考えております。「おいしく楽しく、フードロスゼロを目指す」ことを目標に取り組んでいる「ふぞろいRadish」も、会員さんに負けないくらいワクワクしながら進化できるよう精進いたします。今後の取り組みも、どうぞお楽しみに!

ふぞろいRadish担当:松山

ふぞろいRadish担当:松山
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