ロスを宝に。変えてくれたのは、あなたです。

ロスを宝に。
変えてくれたのは、あなたです。

「見た目より、中身がごちそう」を合言葉に、2021年4月に開始した『ふぞろいRadish』が、
この春1周年を迎えました。

1年間の活動実績(2021年4月〜2022年3月)

フードレスキュー量※1
204トン
延べ購買人数※2
623,535
※1:フードロス削減量と生産者支援量の合計
※2:期間中に『ふぞろいRadish』商品を購入した方の延べ人数

スタート当初、2022年末までに100トンの総レスキューを目標に掲げてきましたが、この数字を約1年前倒して達成することができました。 これは、他ならぬ「食べる力」で支えてくださったお客さまのおかげです。

SDGsの目標に含まれたことで話題に上がるようになったフードロス問題ですが、食を取り巻く環境は、腕利きのベテラン生産者さんでさえも、技術や経験知が追いつかないレベルの気候変動による影響で、年々厳しさを増しています。

おいしく楽しく「ふぞろい」の世界を楽しんでもらうことで、廃棄をなくし作り手を支援する。取り組みを続けるうちに、悩みの種だったふぞろい品が、いつの間にか「これが好き」「これが食べたい」とご指名いただけるような価値に、生まれ変わってきました。

この1年間の「ふぞろいRadish」ご紹介カタログの表紙一覧。海の恵み、畑の恵み、アップサイクルなど、様々なテーマで企画を展開しました。

“フードロス”からの卒業を果たした「チャイルドリーフ」シリーズ

『ふぞろいRadish』で人気の「チャイルドリーフ」シリーズ。開発のきっかけは「ベビーリーフが急激に大きくなってこのままだと畑に畝るしかない、どうしよう」という産地からのSOSでした。 ベビーリーフの収穫適期は短く、タイミングを逃すとベビーリーフとしての規格を上回る大きさに成長してしまうのです。「畑に畝(うね)る」というのは、そのまま土の中に埋めて肥やしにする=廃棄になってしまう、ということ。

品質的に問題なく、農薬や化学肥料など制限し手間暇かけて育てていただいている野菜を、なんとか救いたい。『ふぞろいRadish』の準備期間だったこともあり、「ベビーがチャイルドに成長したということで、販売してみよう!」と販売が決まりました。

チャイルドリーフシリーズのなかでも1番人気の「チャイルドリーフ春菊」に寄せられたお客さまの声を、一部ご紹介します。(※商品に寄せられたお客様レビューより)

  • 「春菊が好きではなかった私が、美味しさにハマりました」
  • 「生の春菊がこんなに美味しいとは、びっくり。 常備していたい一つです」
  • 「生でもえぐみ少なめ、食べやすい”お子ちゃま春菊さん” さっと洗って楽ちんです」

「大きくなり過ぎてアウト」だった規格外品が、多くのお客さまに愛される商品に。 今ではわざわざ作っていただいているため、「フードロス削減量」としてはカウントせず、フードロスからの卒業となりました。

この4月に新たに「チャイルドリーフ」シリーズに仲間入りする「チャイルドリーフ(ケール)」。チーズやナッツ、果物と合わせたサラダがおすすめ。

フードロス削減に関する意識調査アンケート結果(2022年2月実施)

フードロス削減を日頃から心がけている
96
商品購入時にフードロス削減を意識している
89
フードロス削減のために家庭内で工夫している
78
「ふぞろいRadish」の取組みに共感している
98
*らでぃっしゅぼーや会員様向け「フードロスに関する意識調査」アンケートより。総回答者数854名

自然界において生じる「ふぞろい」が、厳しい美意識を持つといわれる日本の食文化においても「あたりまえ」になった時、フードロスはかなりの量、消滅するのではないか。 そんな兆しが、お客様のフードロスに関する意識調査から見えてきました。また、生産者さんからも感謝のお手紙が届いています。

多くのお客さまの共感のお声に背中を押され、私たちは「ふぞろい」に埋もれた価値を見出し輝かすことができるよう、精進します。 本サイト「ふぞろい図書室」コーナーでは、産地のご紹介から取組みについても情報発信を続けてまいりますので、引き続きご期待ください。

これからも、ご愛顧よろしくお願いします。

2022年4月

愛と感謝を込めて
ふぞろいRadish

2021年12月に支援販売した「無茶々園のわけありみかん」生産者の齊藤達文さんからは「食べて下さった皆様の心配りとご支援に深く深くお礼と感謝を申し上げます。皆様からの温かい励ましのお便りやメッセージを受け取り、胸にひしひしと熱いものがこみ上げてきます。」と事務局にお手紙をくださいました。
この1年間の「ふぞろいRadish」ご紹介カタログの表紙一覧。海の恵み、畑の恵み、アップサイクルなど、様々なテーマで企画を展開しました。
この4月に新たに「チャイルドリーフ」シリーズに仲間入りする「チャイルドリーフ(ケール)」。チーズやナッツ、果物と合わせたサラダがおすすめ。
2021年12月に支援販売した「無茶々園のわけありみかん」生産者の齊藤達文さんからは「食べて下さった皆様の心配りとご支援に深く深くお礼と感謝を申し上げます。皆様からの温かい励ましのお便りやメッセージを受け取り、胸にひしひしと熱いものがこみ上げてきます。」と事務局にお手紙をくださいました。
GO TO TOP
GO TO TOP