きゅうり、トマト…長野県の生産者をご紹介!
(小林農園/ゆのき農園/ウラベジ農園/石川農園)
今回は、日本アルプスに囲まれた自然豊かな長野県で、果菜類の出荷シーズンを迎える生産者をご紹介します。
ー小林農園(長野県飯田市)
南アルプス、中央アルプスの間に位置し、天竜川から吹き抜ける強風の土地で、力強く甘みのあるきゅうりを栽培する小林さん。

小林農園のきゅうり生産者、小林さん
昨年はカメムシ被害に苦労しましたが、今年もアザミウマという害虫被害が発生しています。リニア中央新幹線の工事の影響で水の供給が一時的に停まった影響で、土づくりに支障が出たことが理由のひとつだそうです。農薬や化学肥料の使用を抑えながらもいろいろな工夫で抑制を試みています。

5月から夏までお届けしている、小林さんのきゅうり
農園では自家製の竹チップと植物堆肥を用いた栽培を行っています。また小林さんは、障がいのある方との「農福連携(※農業と福祉の連携)」にも積極的に取り組んでいます。地域との関わりも大事にしながら、未来を見据えた農業を実践しています。
ーゆのき農園(長野県駒ケ根市)
元青年海外協力隊の柚木さん。駒ケ根市の自然に心動かされ、林業から農業へ転身しました。山沿いの圃場は日当たり良好でトマト栽培に理想的な環境です。

ゆのき農園のトマト生産者、柚木さん
今年から栽培し始めた甘みと酸味のバランスに優れたトマト「フルティカ」は順調に生育中!

7月よりお届け予定の「フルティカ」をお楽しみに!
あえて栽培面積を縮小し品質重視にするなど、自然と向き合い試行錯誤を繰り返しながら育ったトマトには、柚木さんの情熱と工夫が詰まっています。
ーウラベジ農園(上伊那郡飯島町)
数年前までスーツに身を包む会社員だった卜部さん。大阪から長野へ家族で移住して農業を始めました。会社員の経験を生かし、地域の農業に新たな風を吹き込んでいます。

ウラベジ農園、卜部さんご家族
「トマトの声を聴く」ようにして管理を行い、育てる品種ごとの個性にあわせた、ていねいなケアを怠りません。

「トマトの声を聴く」ようにして徹底管理されている卜部さんの圃場
現在栽培しているの「フルティカ」は、病気や気候に繊細な品種。暑さに負けないようにスプリンクラーを導入し、育成時期にはお手製の誘引機を駆使して管理を徹底しています。

卜部さんがフルティカのために自作したスプリンクラー
ウラベジ農園の素敵なホームページもぜひ覗いてみてください!
ウラベジ農園ホームページ
ー石川農園
単品販売もしている「石川さんのアルプス自根トマト」を育てる石川農園。石川さんは育てるのが極めて難しく市場にはなかなか出回らない、“ごほうび”という希少品種を栽培しています。

育てるのが難しく、まさに”ごほうび”級のこのトマト。ひとくち食べたら、他との違いがわかるはず!
農薬を使わず自然に極力近い環境にこだわり、甘みや酸味を超えたトマト自身が持つ“本来のうまみ”を最大限に引き出しています。
てまひまを惜しまず、自然と真摯に向き合う石川さんだからこそ生み出せる逸品です。

石川農園、石川ご夫妻
これから旬を迎える果菜類。産地にも想いを馳せてお召し上がりいただければ幸いです!
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