まこもたけ

分類

きのこ・たけのこ・山菜 ,いと愛づらし名菜百選
  • いと愛づらし

生産地

三重県、群馬県

愛づらし度

50点/100点

特徴

まこもだけは、イネ科マコモ属の植物である「マコモ」の花茎部が

食用菌(黒穂菌)によって肥大化したもの。

見た目は小さなたけのこのようです。

中国や台湾では、「ジャオパイ」などと呼ばれ、古くから高級食材として

愛されてきました。日本国内では最近になって栽培されるようになった、

まだまだ珍しい野菜です。



「まこもだけ」という名前ですが、きのこの仲間ではありません。

また、折り重なった緑色の皮の内側に白い可食部が様子は、

まるでたけのこのようですが、たけのこの仲間でもありません。

イネ科の植物で、日本では沖縄県から青森県の各地で見られます。

味は淡白でくせがなく、たけのことアスパラガスの中間のような食感。

シャキシャキとした噛みごたえの良さとほんのりとした甘味が特徴です。

食べ方のヒント





まこもだけは、何十にも重なった緑色の皮の内側に、乳白色をした可食部があります。

食べる時は、外側の皮はむき、中の白い部分を塩ゆでしてから、煮物や揚げ物、

炒めもの、あえ物などにお使いください。

皮はピーラーを使うと比較的楽に調理できます。茹でずに生の状態から揚げてもOK。

小さめにカットして、炊き込みご飯の具にしても。

また、皮のついたまま火にかけ「焼きまこも」にしてもおいしくお召しあがりいただけます。