越津ねぎ

分類

ねぎ・にら

生産地

愛知県津島市

特徴

越津ねぎは、愛知県の伝統野菜です。江戸時代に尾張藩主への献上品として珍重されていた歴史のあるねぎです。

 特長は、いわゆる白根と緑の葉の両方が食べられること。また食味も良いことから、近年高級食材店やねぎ専門料理店などで評価が高まりつつあります。

保存方法

泥付きのものは、新聞紙に包んで冷暗所に立てて保存。洗ったあとは、冷蔵庫へ。

食べ方のヒント

辛味が少なくてやわらかい越津ねぎは、薬味などの生食や炭火焼き、鍋物、温野菜サラダなど、調理法を選びません。

特に、越津ねぎのすき焼きは絶品です。酢味噌和えもおすすめです。


■越津ねぎの酢味噌和え

(材料)越津ねぎ、白味噌、砂糖、酢

(作り方)

1.越津ねぎは鍋に入る長さに切ってゆで、軽く水気を絞り長さ5センチに切る。

2.白味噌、砂糖、酢をお好みの分量で混ぜ、1のねぎを入れてあえてできあがり。ゆでたイカを入れるとさらにおいしくなります。

Q&A

Q.01ねぎの白い部分ははどうやってできるの?

A.01
ねぎが生育する過程で日にあたると緑色になるので、生長にあわせて何度も何度も「土寄せ」という作業をします。土をかぶせて日があたらないようにしているので、白く、軟らかい「軟白部分」になるわけです。
関西地方は関東に比べ土が浅く、盛り土をする余地があまりないため「土寄せ」のいらない葉ねぎ系が多く栽培されてきと言われています。