ウーハン(里芋)

分類

里芋・長芋・他芋類 ,いと愛づらし名菜百選
  • いと愛づらし

生産地

奈良県 他

愛づらし度

80点/100点

特徴

ウーハン(里芋)は奈良県の伝統野菜です。昭和の初めに台湾から導入されました。

かつて奈良では、ウーハンを奨励品種としていたため、山間部を中心に栽培されていましたが、今ではごく一部でしか栽培されておらず、幻の品種となりつつあります。

芋の形は卵のような楕円形で、ヤマトイモを連想させるような強い粘りがあるのが特長です。これほど粘る里芋は他にはないでしょう。

食べ方のヒント

ウーハンは芋が小さいので、「きぬかつぎ」にするのが手軽で、粘りも楽しめるのでおすすめです。

その他、煮物など、里芋同様の調理法でお召し上がりいただけます。


■きぬかつぎの作り方

1.皮についた土をタワシなどでよく洗い落とし、皮ごとゆでます。

2.中まで火が通ったらザルにあげ、さまします。

3.手で皮をぷるんとむきながら、塩や酢味噌をつけていただきます。