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つくば棚田・里山再生プロジェクト:2009年

つくば棚田・里山再生プロジェクト

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2009の取り組み

2月〜3月 椎茸づくりスタート

今年で3年目となるつくばの棚田ですが、今年は椎茸栽培にも挑戦です!
昨年末切り出してあったクヌギの木を1メートルの長さに切り揃え、植菌作業を行います。
電動ドリルで穴を開け、木駒をそこに詰め、かなづちでとんとん叩いていきます。
あとは、時々乾燥しないように水を掛け、気長に原木が椎茸菌に醸され続けるのを待つばかりです。
通常だと2年目の秋から収穫できるのですが、細い木にも植えましたので、今年の秋にも採れないか期待しながらの作業です。

原木の木駒を打ち付ける前の穴あけ作業です。

里山を守っていた先人たちは、大きくなったクヌギを定期的に伐採し、有効活用していたそうです。

 

散歩道づくり:3月

子ども達が安心して川遊びが出来るような、水辺の散歩道を作るための作業を行いました。
沢の周りにうっそうと生い茂る薮を切り開き、草刈や整地作業を行いました。
最近の子ども達はあまり川遊びをやらないので、もしかしたら、らでぃっしゅぼーや社員たちの方が、遊び場作りと川遊び、はまってしまうかもしれません?!

 田植え前の田んぼの整備 他:4月

里山棚田は、山櫻が咲き始めるこの時期、見事な景観となります。
5月の田植えに向けて、周辺の草刈や渓流環境整備(竹薮伐採、ひのきの間伐・枝打ち)、畦の修理などを行いました。
水の力でどんどん田んぼが崩れていて、それを左官さんよろしく田んぼの泥で塗りなおす「畦塗り」という作業や、穴の開いた畦を埋め水が漏れないようにしました。
あゆみの会の苗作りにも参加しました。
まだ残っていた原木への椎茸菌植菌も行いました。
また、お子様のいるご家族も来て頂けるよう、バイオトイレや休憩所・駐車場の整備や、機械や工具を収納する小屋の建設も行いました。

沢沿いに設置した休憩所。この脇のところにバイオトイレも作りました。

 

バイオトイレ

この付近に湧き水があるとか! 山水よりも奇麗かもしれません。

 

田んぼの整備&田植え:5月

夏のような日差しのなか、田んぼや周辺の整備等、地味で大変な?!作業を行いました。
水路に排水管を設置して畔が崩れないようにしたり、渇水に備えて上部に貯水池を作ったり、駐車場の整備をしました。
排水管は、適切な高さに設置しないと、田んぼの水位が高くなったり低くなったりするので気が抜けません。

 

畦の草刈りに使用する草刈機を安全に使えるように、講習会も行いました。
また、収穫の楽しみとして、空いている畑にトマト・きゅうり・ナスを植えました。米ができるまでの間の楽しみです。

草刈機の講習会

植菌しておいた椎茸のホダ木を、
日があたらない水辺で井桁に組み、
椎茸が育つのを待ちます。

 

5月23日、棚田の田植えを行いました。
会員様や、らでぃっしゅぼーや社員を含め60名以上が参加し、約6反の田植えを行いました。
好天にも恵まれ気持ちいい作業となりました。
大きい田んぼは機械で植えますが、機械が入らない田んぼは手作業です。
作業のあとは、みんなで食事。羽釜で炊いたご飯を全員でいただきました。 

 

翌週は、補植作業です。しっかり植わっていないところに一つ一つ足していく作業です。

雑草との格闘開始:6月

いよいよ雑草との格闘開始です。今年も、コナギが稲よりも元気よく育っています。
これから8月までは、毎週、思う存分たんぼの草取りです。ちゃんとやっておかないと、お米の収量に差し支えるので、頑張ります。

イノシシが例年より早く現れて、畦を壊していきます。畦にはミミズがたくさんいて、イノシシの餌になっています。
棚田3年目で地力が回復した証拠でもありますが、畦が壊されるのは、ちょっと困ります。元気よく走り去るイノシシがスタッフによって確認されています。
このほか、シマヘビ、タヌキ、鴨、野うさぎなどが訪れます。

かえる

野生の藤

 

6月6日 今年初ホタル
今年初めて、ホタルが出ました。地元の人から出ている情報をいただき、夜7時半くらいに確認できました。
7月初旬まで、ホタル観賞ができます。

明るい未来

 

出穂(しゅっすい):8月

8月になり、棚田もようやく出穂しました。
下流の田んぼはすでに稲穂がたれ始めています。
電柵も8/1に張り終え、猪の被害もなくなっていました。
田植え直後の低温の影響で育ちの悪い田んぼもありますが、収穫までは水を涸らさないようにして効率のよい肥料を与え、太陽の恵みを待ちつつ草刈三昧の日々が続きます。

出穂した稲穂とカブトムシ

 

うだるような暑さで作業的にも手が空いたので、8月15日の昼からは、ザリガニ釣りを楽しみました。
といっても畔にザリガニが穴を開けることで水が漏ってしまうので、駆除のためでもありますが、決して取り切れるものではありません。 2時間程度やりましたが、軽く100匹位捕れてしまいました。

小学校時代には、暗くなるまでザリガニを捕っていたものですが、棚田でも夢中になりすぎてしまい、気が付いたら夜の7時になっていました。
捕ったザリガニは、近くのニワトリ、鴨を飼っている人に差し上げました。何でも、鳥たちはこの量を一日で食してしまうとか!

 

収穫:9月・10月

9/26から収穫作業開始。朝から晴天に恵まれ、総勢30人で稲刈りです!
炊き出したい隊は、昼食の準備に取り掛かり、それぞれの役割で色々な作業をこなしていきました。
全面積の2/3位を目処にこの日の作業は、(1)全工程機械のコンバインでの刈り取り、(2)手刈りで脱穀機、(3)バインダーで脱穀機の3パターンで行い。全て籾の状態で機械乾燥施設のある(有)アグリクリエイト様に持ち込み機械乾燥機で乾燥させました。

ここまで順調順調!次は天日乾燥、気合十分!

炊き出したい隊

手刈り!

脱穀

 

10/3は、コンバインが入らない上流の棚田を手刈りとバインダー(収穫して稲を束ねる機械)を動かし、全て天日乾燥するはずでした。しかし稲が少し寝ていることもあり、思うように進まず。コンバインの便利さを改めて思い知らされました。
1/3の面積を天日乾燥(小田掛け)する為、稲は縛り、竹の竿に干していきましたが、この日は1/3の面積の半分を終えるのがやっと!(その後・・・。)

10/8なんと台風18号が関東を直撃してしまい。翌日様子を見に行きましたがすべて、竹の竿が折れ、干したはずの稲は、下の泥沼に漬かり、なんとも悲惨な状態に!
即座に、竹竿を修復し稲を干しなおしました。

 

10/11小田掛けの修復の甲斐あって、稲は思いのほか乾き、残りの面積もやっと収穫を終え、全ての稲の脱穀も終了!
今年収穫できたお米は約1400kg、俵数にすると23俵。まずまずの出来でした。

小田掛けを修復

喜びのガッツポーズ!

今年収穫できたお米は約1400kg

 

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