POCプログラム
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プレオーガニックコットン(POC)ってなに?
今、インドのコットン畑で起こっている見過ごしてはいけない現状。
コットン畑は農薬だらけ。
私たちが着ているTシャツや肌に触れるタオルなど、コットンの20%はインドで作られています。インドのコットン畑の広さは世界の全農作物の5%にしか過ぎないのに、世界の殺虫剤の25%がインドのコットン畑で使われている現実を知っていますか?害虫を駆除する農薬は、同時に人間や動物、植物、すべての生き物に有害な物質です。実際にインドの農薬ビンには"毒物注意"をいう表記があります。肌に触れれば、かゆみがとまらず、皮膚がただれ、口から吸い込めば喉を痛めます。でもインドの農場では裸同然の格好で農薬散布が行われ、深刻な健康被害が広がっています。


農家を苦しめるのは農薬使用による悪循環。
農薬の被害は畑だけに留まりません。雨で沁みだした水が井戸に流れ込み、その水を飲む村人全員が内臓疾患を起こします。もちろんお母さんの母乳の汚染も例外ではありません。また農薬は土の中の有益な微生物まで殺し、やがて近い将来には土が死に、収穫量がどんどん減っていきます。それにもかかわらず、その年の収穫量を得るために農薬の使用量は増える一方。貧しい農民たちは高額の農薬を買うために借金をし、その返済にも苦しみ続けているのです。
オーガニックコットンへの転換。その理想と厳しい現実。
農薬の害に苦しむ農家が「オーガニックコットンに移行したい」と決意し、せっかく無農薬農法に切り替えても、オーガニックコットンと認定されるのは3年後。その間、収穫量が減るのに買い取り値も上がらず20%〜30%の収入減となります。ぎりぎりの生活をしているインドの農民にとっては、理想のオーガニックコットンへの転換もまた、経済的には厳しい選択なのです。
そして、希望ある未来へ歩み始めるプレオーガニックコットン・プログラム
すこやかな綿花を育てる農家を支援しオーガニックな世の中への移行をめざします。
「オーガニック農法により農薬被害がなくなることで、生産地で起こっている負の連鎖を断ち切ることができる!」そんな想いから、2008年にスタートしたプレオーガニックコットン・プログラム。すでに初年度にはインドの607農家、2769エーカーのコットン畑と契約し、オーガニック農法への移行が着々と進められています。無農薬農法開から3年間に収穫されたコットンを「プレオーガニックコットン」としてプレミアムを付けて買い取り農家の経済的な負担を軽減。また種まきや収穫時に直接訪れその思いや悩みを共有しながら有機農法の指導をするなど、農家の生活や環境の改善を図りながらオーガニックコットン生産へのスムーズな移行をサポートするという理想のトレーサビリティを実現した画期的なプログラムです。
らでぃっしゅぼーやは、小売業としては日本で初めて、2008年からプレオーガニックコットン・プログラムに参加し、プレオーガニックコットンをつかった商品の企画・販売を通じて応援しています。
それは、20年以上前から、有機農業で人と環境にいい循環をつくりだしたいという、らでぃっしゅぼーや創業当時からの考え方と重なっているのです。
オーガニックコットンへの移行のために3つのことをサポートしています。
現地で行われているのが、(1)移行期間中に減益となる分にプレミアムを付けて買い取る経済的サポート。(2)たい肥作りや、ハーブなどを使った殺虫剤の作り方を教える有機農法指導サポート。(3)畑の管理を指導しオーガニックの申請・取得作業を手伝うオーガニック認証取得サポートの3つ。実際に3年先の転換後も農家が継続して自立できるように支援しています。
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