回答:
有機栽培や、有機農産物、有機野菜、オーガニックなどの表記をしている農産物や食品は、必ずしも農薬を使っていない、という事ではありません。
有機栽培でも、許されている農薬があるのです。
そもそも、農薬とは、農薬取締法によって決められた薬品で、毒性の高いものから、比較的安全性の高いものまであります。中には、「ええ!これも農薬なの?」と思うものもあります。
以下に、有機栽培でも使用が認められている農薬の中からいくつかご紹介します。
- 石灰硫黄合剤・・・石灰と硫黄を合成した、歴史の古い、強アルカリ性の農薬。
殺菌と殺虫の効果がある。比較的安全性が高いとされる。 - ボルドー液・・・石灰と硫酸銅からなる、歴史の古い農薬。殺菌として使われる。ワインのブドウ用に、フランスのボルドーで発明された。
- マシン油・・・機械用の油が種です。毒のある物質で害虫を殺すのではなく、アブラムシなどの害虫を窒息させるために使います。
- 性フェロモン剤・・・害虫のガのフェロモンを出して、オスのガをかく乱させて交尾させないための資材。作物にかけるのではなく、吊るして匂いを拡散させます。
- BT剤・・・害虫が食べると食中毒を起こして死ぬ菌から作った薬品。
この、有機栽培でも許容された農薬はまだまだたくさんあります。有機栽培=無農薬ではないのです。


