イタリアスローフード大会にて世界に発信する日本発の“テロワールなお茶”有機・自園自家製茶『一園逸茶(いちえんいっちゃ)』お茶入れ実演・試飲会のお知らせ
2006年10月05日(木)
| 有機・低農薬野菜と無添加食品等の会員制宅配会社らでぃっしゅぼーや(本社:東京都港区、社長:緒方大助)は、静岡県のお茶生産者等による、栽培から製茶まで一軒の茶農家が一貫して行なう日本の有機認証茶の普及に努める取組み『一園逸茶』に賛同します。この度、本取組みを、スローフード協会(本部:イタリア・ブラ、会長:カルロ・ペトリーニ)が開催するイタリアスローフード大会で発表します。大会に先立ち、10月10日(火)に生産者と賛同者による説明会及び有機煎茶の自然の旨味を引き出すお茶入れの実演・試飲会を東京で開催します。 |
| ■『一園逸茶』説明会・お茶入れの実演・試飲会 開催日時: 2006年10月10日(火)16:00〜18:00 場 所: 食の学校 『東京都豊島区南大塚2-25-3鴨志田ビル6F/TEL.03-5940-6033 『一園逸茶』の趣旨や活動報告及び、生産者自らによる有機栽培茶の旨味を引き出す お茶の入れ方の実演、7つの煎茶とすすり茶、4茶園のお茶の試飲会を行ないます。 【一園逸茶 賛同者】 緒方大助(らでぃっしゅぼーや代表取締役社長) 甲斐良治(『現代農業』増刊号編集主幹) 木原義行(静岡有機茶農家の会顧問) 塩川恭子(食の学校主宰) 島村菜津(ノンフィクション作家) 養父信夫(『九州のムラ』編集長) 若生裕俊(スローフードジャパン会長) |
| ■『一園逸茶』〜環境に優しく、地域に根付いた日本の有機・自園自家製茶を広げる〜 『一園逸茶』は、一軒の茶農家が「自家園」で栽培から製茶、袋詰めまで一貫して行なう有機認証茶を広める取組みです。現在、日本でこの取組みが可能な有機認証取得茶園は、わずか100軒余りしかありません。本来お茶は、同じ栽培方法をしていても、その地域の気候・地形・地質などの土地の個性によって味わいや香りなどが異なります。しかし、日本で流通されているお茶は、栽培する農家と製品化する製茶メーカーに分業化され、大手メーカーによる均質化されたお茶作りが主流になっています。また、栽培においては、その均質化を目的に、農薬や化学肥料が多投され、安全性の低下や環境汚染が懸念されています。 |
| ■スローフード協会理事が認めた“テロワールなお茶” 『一園逸茶』の取組みは、2005年4月に、当社と交流を深めてきたスローフード協会理事で、ワインの専門家でもあるジャコモ・モヨーリ氏の、らでぃっしゅぼーやお茶生産者(静岡有機茶農家の会)への視察がきっかけでした。モヨーリ氏は、日本の有機・自園自家製茶を「一園一園の土質や気象気候に適した茶樹品種や、園主の有機栽培の方法、年々の茶葉の育成状態を美味しく生かす製茶方法により、さまざまな香りと豊かな味わいを楽しむことができる安全な逸品茶。これらのお茶をワインの評価で例えるならば、まさに“テロワールな(地形、気候、地質、土壌などの様々なものが複合的に混ざりあって生じる土地の個性)お茶”」と評価しました。また、世界から食と農業関係者等15万人が訪れる2006年度イタリアスローフード大会にて、この取組みを発表することを要請されました。これにより、静岡有機茶農家の会をはじめとする賛同者が結成し、日本の有機栽培、自家製茶の価値を広める『一園逸茶』の活動が開始されました。現在、有機認証茶で自園自家製茶を作っている全国約110軒の農家への呼び掛けを行なっています。 らでぃっしゅぼーやは、有機・低農薬野菜や無添加食品等の流通に携わる企業として、食の本質を追求し、その取組みを世界各国に広めていくスローフード運動の理念に賛同しています。当社の生産者と共に二度にわたり、イタリアスローフード大会に参加し、今年9月には同協会が監修する食科学大学の海外研修を受け入れるなど、これまで様々な形でスローフード協会との関係性を構築してきました。『一園逸茶』については、今回のイタリアスローフード大会での発表後、来年初旬を目処に全国約80,000世帯の会員に向けて販売する予定です。 当社は、イタリアスローフード大会への参加を通じて『一園逸茶』の取組みを世界に発信すると共に、商品の販売・流通の面からも協力し、日本の有機・自園自家製茶を広げる一助になれればと考えます。 |
| ■世界中の食関係者と生産者が集うイタリアスローフード大会 世界約130カ国から約15万人の食や農業の関係者が集まり、2年に一度開催されているスローフード大会の「サローネ・デル・グスト」及び世界生産者大会「テッラ・マードレ」は10月26日〜30日にイタリア・トリノにて開催されます。らでぃっしゅぼーやは生産者と、代表取締役の緒方大助を含めた約10名のスタッフで参加する予定です。今年で6回目となる世界最大の食の祭典「サローネ・デル・グスト」は、世界中の職人的な小規模生産者や、失われつつある伝統食品をテーマにした展示会です。また、世界生産者大会「テッラ・マードレ」には、世界中から食や農業の関係者約5,000人が招待され、それぞれの経験をもとに、食の生産を巡る世界共通の課題を議論します。 『一園逸茶』は、「サローネ・デル・グスト」にてテイストワークショップを開催、「テッラ・マードレ」ではワインと同じように、その土地や茶園の個性が楽しめる日本発の“テロワールなお茶”として発表し、有機栽培のお茶の自然の旨味を引き出す煎茶の入れ方を実演、試飲していただきます。 |
| ■旨味を引き出す特別な煎茶の入れ方を、生産者自らが紹介 約800年の伝統を誇る日本のお茶栽培ですが、国内においては急須で入れる茶葉そのものの消費が減り、その代わりにペットボトルや缶など茶飲料の消費が伸びています。しかし、最近では急須で飲むような濃い味の茶飲料が各飲料会社から次々に発売されています。一方、海外では、お茶の効能が注目され、米国をはじめ緑茶がブームとなっており、2006年6月度の輸出量は前年同月比で46.8%増となっています(財務省「通関統計」調べ)。 化学肥料や農薬を一切使わないで育てた有機栽培のお茶は、その土地の湿度や温度、気候と共に生育することで自然の旨味が押し出されてきます。今回試飲していただくお茶は、イタリアスローフード大会にて出品する4茶園のものになります。また、一種類のお葉を6〜7煎まで入れ、湯の温度やタイミングによって、甘み、渋みなどお茶の旨味を抽出することに集中した入れ方を、生産者自らが実演します。 |
・「静岡有機茶農家の会」公式ホームページ :http://www.surugatengu.com/index.html ・「スローフード協会」本部公式ホームページ:http://www.slowfood.com/about_us/jap/welcome_jap.html ・テッラ・マードレについて:http://www.slowfood.com/about_us/jap/06.html ※スローフード協会:1989年より、美味しくて上質な食材とその食材を作る小規模の生産者を守り、 子供達への味覚教育を進めるという理念により国際的活動を展開しているイタリア・トリノ発の 非営利組織。104カ国約8万人の会員がいる。 |

