らでぃっしゅぼーやはご家庭の使用済み食器の回収・資源リサイクルおよび「資源循環型の再生食器」販売をスタートします
2005年04月15日(金)
| 環境保全型農産物と無添加食品の会員制宅配会社らでぃっしゅぼーや(本社:東京、社長:緒方大助)は、全国の会員約71,000世帯を対象に、会員宅で不要になった食器を回収し、食器の原料にリサイクルする取り組みと資源循環型食器「Re‐食器」の販売を4月18日(月)から開始します。 ■全国規模の宅配会社として初めて食器の販売・回収・リサイクルを実施 らでぃっしゅぼーやは4月18日(月)より、全国展開する宅配企業としては初めて資源循環型の再生食器「Re-食器」を約7万世帯の会員に向けて販売し、商品を購入した会員宅から不要となった食器を無料で回収、再び食器の原料としてリサイクルする食器の資源循環システムを、美濃焼産地の食器製造・流通に関わる企業有志と地元の研究機関などによる「グリーンライフ21プロジェクト」(岐阜県多治見市)と連携してスタートします。 |
| ■らでぃっしゅぼーやの食器資源循環システム |
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| 会員宅から回収された食器 |
| ■食器の販売、回収から再生、お届けまでの流れ (1) 資源循環型食器「Re-食器」の販売(受注→会員宅へお届け時に回収チケットを配布) (2) 会員宅の不要な食器を回収(配送員が商品お届け時にチケットと引き換えに回収) (3) 当社の配送センター(北海道・首都圏・神奈川・名古屋・大阪)に一時集積「グリーンライフ21プロジェクト(GL21)」※岐阜県多治見市の原料メーカーへ移送 (4) 原料製造メーカー(回収した食器を粉砕後、粘土等と混合して原料の陶土を製造) (5) 製陶メーカー(素焼き・焼成等)→製品「Re-食器」 (6) らでぃっしゅぼーや(北海道・首都圏・神奈川・名古屋・大阪)に納品。 |
| ■陶磁器のゴミ問題と原料資源の枯渇を解決するために 1年間に捨てられる陶磁器は、事業系のものを含めると日本全体で年間約15万tといわれますが、そのほとんどは不燃ゴミとして、全国的に不足している最終処分場に埋められます。そしてその1割弱を占める廃陶磁器は、埋められてもほとんど土には戻りません。また各地の窯場では、長年の採掘により原料である粘土の埋蔵量は減る一方です。 日本の焼き物の約6割を占める岐阜県の美濃では、あと約10〜20年程度で枯渇することが危惧されており、原料の6割以上が他産地や中国やアジア諸国などからの輸入に頼っています。 これらのゴミ問題と限りある資源の問題を解決するために、1997年から美濃焼の産地の食器製造・流通に関わる企業有志と岐阜セラミックス研究所など約40社による「グリーンライフ21プロジェクト(GL21)」が結成され、製造過程で出る不良品や家庭で使われなくなった食器を回収して粉砕し、粘土等と混ぜて陶磁器の原料としてリサイクルする取り組みが始まりました。 1999年からは、原材料に20%(最大30%)の回収した食器を配合した資源循環型の再生食器「Re-食器」を開発し、販売を開始。百貨店や市民団体(環境NPO)、自治体の協力を得て、2002年度は食器を約100t回収し、生産量は約500tになりました。 |
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| 家庭の食器を回収する市民団体(環境NPO) | 回収された食器は貴重な資源に再生 |
| ■全国の焼き物産地への展開で消費者を増やし、二酸化炭素排出量の削減を目指す 今後らでぃっしゅぼーやでは、美濃焼の「Re-食器」に限らず、瀬戸焼の愛知県陶磁器工業組合による消費者から回収した食器原料を配合した再生食器「Re-瀬ッ戸」や、有田焼の製造工程ででる規格外品を原料に配合した大有田焼振興協同組合による「エコポーセリン」などをはじめ、全国各地の窯元に資源循環型食器の製造による食器リサイクルへの取り組みを呼びかけ、その販売を通じて、日本で伝統的に受け継がれてきた焼き物市場を支援し、環境に配慮したライフスタイルの輪を更に広げていきます。 また、使用済み食器をリサイクル原料に使った資源循環型食器は、その配合率が上がるほど、製造時における二酸化炭素の排出量を減らすことができます。技術的には9割までの配合が可能と言われていますが、それを実現するには現状の施設では難しいため、生産工場に対する新たな設備投資が必要になってきます。それを可能にするのは、多くの消費者の資源循環型食器への理解と販売量の増大です。 らでぃっしゅぼーやでは、「Re-食器」をはじめとした全国各地の資源循環型食器を積極的に販売し、「グリーンライフ21プロジェクト(GL21)」や各地の環境NPOと協力しながら、資源循環の輪に加わる産地を発掘していくことで、全国の陶磁器製造における環境負荷の低減を目指していきます。 |
| ■環境負荷の軽減を目指す、資源循環型の再生食器 美濃「Re‐食器」の特徴 ・回収した食器を砕き粘土、長石、珪石に混ぜて更に粉砕(約10μm)して原材料に。 ・製造過程の二酸化炭素排出量は、従来の製品と同程度で再生可能(2割配合の場合)。 ・原料の多くは輸入されているので、再生原料分の輸送にかかるエネルギーを削減。 ・着色用の重金属(カドミウム、鉛)などの有害物質は不使用。・洗い易いシンプルなデザインにより、水や洗剤の使用量など使用時の環境負荷を低減。 ・2001年:陶磁器で初めてグッドデザイン賞特別賞「エコロジーデザイン賞」受賞。 ・2003年:グッドデザイン賞(新領域デザイン部門)受賞。 |
| ■美濃「Re‐食器」の商品および価格例 「北欧風デザイン"カミーラ・グロス"シリーズ」 ・Re-食器 浅皿(小)1枚 472円、Re-食器 浅皿(大)1枚 945円 ・Re-食器 オバール皿 1枚 1,260円、Re-食器 カップ&ソーサー 1組 1,260円 ・Re-食器 マルチボール(中)1個 892円、Re-食器 茶器セット 1組 5,250円 |
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| カミーラ・グロス「カップ&ソーサー」 | カミーラ・グロス「浅皿」 |
| ■らでぃっしゅぼーやのリサイクルの取り組み らでぃっしゅぼーやでは、1988年の創業当初から環境保全型農産物や無添加食品の宅配事業に取り組むと同時に、宅配用ダンボールや発泡スチロール、牛乳ビン等の配送資材を回収しリユースするなど、積極的にリサイクルに取り組んできました。また、2001年には民間企業で初めての取り組みとして、家庭の生ゴミ循環システム「エコキッチン倶楽部」を開始しました。会員宅から乾燥させた生ゴミを回収して、全国各地の契約生産者の畑で有機肥料として利用。生産された野菜は会員宅へ宅配されます。現在では全国で1,000世帯以上の会員が参加しています。今回は、会員宅から使用済みの食器を回収・再生する循環を始めることにより、陶磁器の製造から廃棄までの環境負荷の低減を目指しています。 |







