らでぃっしゅぼーや名菜百選「いと愛(め)づらし野菜」のお届けを開始/全国各地のおいしい伝統野菜や珍しい野菜を宅配します
2004年01月09日(金)
| 無・低農薬(※)野菜と無添加食品の会員制宅配会社らでぃっしゅぼーや(本社:東京都港区、社長:緒方大助、会員数6万6千世帯)は、消費者に野菜の多様性や面白さ、普段味わえない全国各地の伝統野菜のおいしさを楽しんでもらうために、地方の伝統野菜や、個性的で珍しい野菜のなかから100品目を選んで、野菜セットやその一部としてお届けするサービス「いと愛(め)づらし〜らでぃっしゅぼーや名菜百選〜」を1月から開始します。 |
| ■日本の食文化を伝える伝統野菜が消滅する? 日本では、1960年代以降の高度経済成長により都市部への人口集中が始まり、その需要を満たすために、野菜の大量生産・大量消費が必要になりました。 その結果、多くの野菜が、栽培しやすいF1品種(一代交配)になり品種の単純化が進みました。 このような状況のなかで、地域の食文化や気候風土に根ざし、味がよく昔から受け継がれてきた伝統野菜の多くは、いまや絶滅の危機に瀕しています。 理由は栽培が難しく手間がかかることや、味が良くても効率的な生産が難しいこと、作っても買い手が少ないこと等です。 他の地方ではうまく育たない品種もある伝統野菜は、地域で数軒の生産者が細々と守っている例も少なくありませんし、独自の採種法を知る生産者の高齢化により種の消滅が心配されています。 そのためこの数年間で、京都の京野菜、石川の加賀野菜を筆頭に、大阪のなにわ野菜、新潟の長岡野菜など全国で地域の伝統野菜を見直す活動が始まっています。 しかし、この生産を経済活動として成り立たせるには、一定の作付け面積を確保し、計画的に生産して地域の人だけでなく多くの人に食べてもらい、その良さを認識してもらうことが重要です。 |
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| いろいろな伝統野菜 | |
| ■日本発のスローフード運動!らでぃっしゅぼーやの伝統野菜復権への取り組み らでぃっしゅぼーやは1988年の設立当初から、味はいいのに一般流通から消えかけていた神奈川県三浦半島の黒崎有機栽培研究会が栽培する三浦大根、長野県四賀村のアルプス自然農法研究会の松本一本ねぎなど、地域の伝統野菜をいち早く取り扱い復活させてきました。 1998年からは、全国各地の数種類の伝統野菜を含む自家採種の野菜などを月に数回お届けするセット「種蒔く人」も販売してきました(参加会員数:約500世帯・生産者150人)。 そしてさらに本格的に全国各地の伝統野菜を復活させるために、2002年から全国の種苗店とのネットワークを広げ、各地の伝統野菜や珍しい野菜の種を入手して、契約している全国の野菜生産者(約2100軒)に呼びかけ、種を配って実際に作付けを広げてきました。 |
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| 大浦ごぼう(柔らかくて味が良い) | 札幌大球(大きさ5倍、約10kg) |
| ■「いと愛(め)づらし野菜」でさらに広がる伝統野菜復権の動き 伝統野菜は、栽培が難しいものが多く手間がかかるので生産量は限られています。 近年各地で伝統野菜の栽培が始まっていますが、多くは慣行栽培で、無・低農薬(※)栽培で行っているところは多くありません。 らでぃっしゅぼーやは今年、独自の厳しい基準に基づいた野菜の全作付けの約3%を「いと愛(め)づらし」に選んだ野菜で作付けしています。(全作付け金額約1億円)。今年「いと愛(め)づらし」野菜の栽培に取り組む生産者は、前年より3倍以上増えて500人になりました。 長い時間をかけて、地域に定着した貴重な生物多様性を伝える遺伝資源であり、かつ文化財でもある伝統野菜。らでぃっしゅぼーやの生産者は、故郷の味、日本の味を子どもたちに伝える各地の伝統野菜を、無・低農薬(※)で栽培していきます。 |
| ■代表的な「いと愛(め)づらし」野菜とその普及を推進する人々 ・札幌大球(北海道 なかふらのすりーしーず): キャベツの5倍の大きさで10kg。ニシン漬けに最適。 ・三尺ささげいんげん(群馬 利根川みどりの会): 紐のような形のいんげん豆。約60cm。 ・野でーこん(あざき大根)(新潟 飯塚農場): 激辛でもうまい。そばの薬味にぴったり。 ・白なす(群馬 ぐんま古里農園): 真っ白ななす。緑色のなすも「白なす」と呼んでいる。 ・生にんにく(青森 みちのく有機共同農場): 香りがよく新にんにくの時のみに茎付きでお届け。 ・大浦ごぼう(千葉JA山武有機部会): 太くて大きなスが入るものの、柔らかくて味がいい。 ・雲仙こぶ高菜(長崎県 はちまき自然農法生産グループ): 根元近くの茎がこぶのように伸びる。 |
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| 白なす(果肉がよくしまり煮崩れしにくい) | 雲仙こぶ高菜(根元近くの茎がこぶのように伸びる) |
●岩崎政利さん● 地元長崎県島原で、慣行栽培による農薬の多用から体を壊し、2年間寝たきりになったのをきっかけに20年前から無農薬栽培を始める。 有機農業に合う種を求めて自家採種を始め、「はちまき自然農法組合」を作り、地場のオリジナル野菜の栽培に取り組む。らでぃっしゅぼーやとは10年来の付き合い。 「種蒔く人」の代表的な生産者。 ●野口勲さん(埼玉県 野口種苗研究所)● 規格揃い重視の野菜生産、交配種の普及、遺伝子組み換え種の出現、伝統野菜の消滅に危機感を感じ、固定種中心に野菜の種を販売。 種子販売にとどまらず、のらぼう、みやま小かぶなどの種の生産も行う。 |
| ■「いと愛(め)づらし」野菜のお届け方法 「いと愛(め)づらし」野菜は、数種類の伝統野菜を含む自家採種や珍しい野菜を月に数回お届けするセット「種蒔く人」(800円)や、当社の会員が基本的に毎週購入している野菜セット(2500円)に入る形でお届けしていきます。 将来的には、作付け量を増やして「いと愛(め)づらし野菜セット」を作る計画です。(いと愛(め)づらし野菜を充分に味わっていただくため、野菜には、その由来や食べ方、地域の伝統料理レシピなど解説を付けてお届けします。) ■いと愛づらし野菜一覧(一部) |
| ■無・低農薬表記について ※らでぃっしゅぼーやの「無・低農薬」という表示は、『可能な限り農薬を使用しないこと。やむを得ず使用する場合もその種類、回数等厳しく制限すること』を定めた、当社独自の取扱い基準RADIX(ラディックス)に基づきます。 |







